2007年02月03日

渋い!

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なんとも渋いロードです。1インチの極細ダウンチューブにメタリックシルバーの塗装と味わい深い書体のロゴ。アルミやカーボンのきわものだらけのロードフレームの昨今、何かホッとさせてくれる一筋の良心って感じですね。アメリカでも特にサンフランシスコ周辺にはこうした、ヨーロッパの伝統を踏襲したすぐれたビルダーが多いのご存知でしょうか。そんな工房がたいてい得意とするのがシクロクロス車やピスト車です。パーツは日東やスギノなどがお好みのようで。日本の競輪ビルダーに影響受けていたりするところがまた興味深かかったりします。


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2007年02月06日

BR-M975

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新しくなったXTRのディスクブレーキ。もうすでに本格的に乗り込んでいるお客さんも多くなりましたね。

まず、取り扱い説明書見て驚くのがブリーディング方法の手順が従来と変わっています。要するにやたらにオイルを攪拌させてしまうと気泡が微細になりすぎてオイルに溶け込んだ状態になってしまうので注意しろ、ということのようです。圧送やその逆の負圧による引きもあまりよろしくないとのこと。このあいだのテクニカルセミナーではこれがメインになると思っていたのに、スーと流されて代わりに内装ギヤの話がメインになって「えっ、そんな〜」って感じでした。担当の方はブリーディング作業を6分で終了できるそうですので、その技を見てみたかったです。当店では軽くその数倍はかかってしまいますのでホントにそんなに早くできるのか、何が違うのか是非確かめたいです!

ブレーキレバーはMAGURAマルタと同様のラジアルピストンになり、ホースも内側に出るのでXCマシンのようにハンドルが狭いバイクにもいいですね。しかし、このレバータッチ、ちょっと好みが分かれるところだと思います。ラジアルピストンなのでレバー入力がダイレクトにピストンに伝達されるため、従来タイプに比べてややスポンジーというかマイルドなタッチとなります。(マスターシリンダー径が同じで)ラジアル方式でレバー比が変わったのかもしれません。このパッドがローターをはさんでからロックまでのタッチは一般的に硬い方がいいと感じる人が多いようですが、あまり硬いとハード路面では手が疲れやすくなりますし、疲れてくると微妙なコントロールが難しくなるといった悪循環になるのでホドホドがいいと思います。(パノラマのBの下部で体感できると思います)この硬くもなく柔らかくもないちょうどいい特性を持っているのがMAGURAマルタ、あるいはルイースですが、今度のXTRはそれよりやや柔らかめといった印象です。このソフトなタッチ、好みが分かれるところだと思います。

タッチがソフトに感じるもうひとつは要因は「遊び」が大きいことでしょう。レバー初期位置からパッドコンタクトまでの遊びが従来よりかなり多めに取ってあります。(従来が少なめすぎ)そのため初期位置を普通に取るとコンタクト位置はかなりグリップに接近します。指が大きく巻き込むため入力しやすくなり、力入れすぎになりやすいようです。そのため従来より若干開始位置を遠めにした方がいいと思います。ディスクは遊びを調節できないだけに、この多い遊び量、要チェックポイントとなるでしょう。余談ですが、ヨーロッパで人気のあるFORMULAのOROシリーズにこの遊び調節機能がありますが、大変優れたアイディアだと思います。マスターシリンダーの壁が移動することによってプライマリ、セカンダリポートの位置が相対的に変化する構造のようです。(詳細不明)

ローターはもうすばらしくよくなりました!あいかわらず多少音鳴りする場面もありますが効き力が格段にアップしてます。従来の965/765/800などにこのローターだけ付け替えても体感できるでしょう。しかし、なんというかローターに剛性感を感じたのは初めてですね。しっかりしたものを挟んでいる感じがレバーに伝わってきます。パッドのメタル成分がローターにいい感じで食い込んでいるような。そのため滑る感じが一切なく、いかにもザラザラとした摩擦力の高そうなフィールとなっています。

キャリパーは765/800で不満だったピストンシールが改良されるのかな、と期待していたのですがまったく変わっていないようで、ちょっとガックリしました。価格はまあ、良心的といえるでしょう。上でご説明したように、レバー、ローター、キャリパートータルでストッピングパワーが非常に高いので通常の山でリジットであれば前後6インチ、(AM系はやはり前7”かな)XCまたは耐久系レースの場合は前160後140ミリで充分だと思います。
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2007年02月08日

MAVIC

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またもや東京赤坂の自転車会館でテクニカルセミナーでした。これで3週連続。秋の展示会シーズンといい、なんとかならないもんですかね。せめて日程をバラバラではなくまとめてやって欲しいもんです。講習の内容も事前に公開されているともっといいのですが。せっかく行ったのに期待はずれもタマにあったりしますし。

今回はMAVICの講習会。完成ホイールの組み立て手順やハブの分解について説明を受けました。今年モデルよりFTSボディ内部の爪が新しくなり、強化されたそうです。強度アップだけでなく、今までのものはラチェットのかかり具合というか、爪の頭でなくお尻のおさまり具合が緩めなのが気になっていましたが、そちらはよくなったのでしょうか。MTBの場合、ローギヤはかなりのローギヤなので(変な日本語か?)爪が内側のローレットといかにしっかりとかみ合うか、が大変気になるものですから。爪がグッキッなんて動く感じはいただけませんよね。ちなみにラチェットを起こすバネはあいかわらず弱めなので、内部の潤滑油の状態がよくないとフリーがフリーになっちゃうことありますので注意しましょう。
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2007年02月18日

プチ旧車

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このあいだの西相模新年会に参加していただいたSさんのクロカン用バイク。パイプ、スケルトン、工作までフルオーダーで造ったものです。当時Jシリーズエリートを走っていただけあって、いかにもレーサーという雰囲気がカッコイイですね。いまだに、このグレーのM952系のXTRが好きだという人が多いのもうなずけます。

タイヤはなんとIRC CLAW COMP YETIです!それも復刻版でなく当時のもの、しかもバリ山!この日のために大切に保管してあったそうです。丹沢の土質には最高でみんなつけていましたが、舗装路などでブロックがねじれて「グニャー」とした腰くだけ感が恐怖でしたよね。今となってはそれも懐かしいフィーリングです。
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2007年02月19日

水没

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BBを分解したら、よくこんなに入っていたなと思うぐらいドバーッと水が出てきました。ホローテック2になって多少条件はいいものの、従来タイプだったらシャフト、ベアリングは完全に水没状態で回っていたことになります。それも泥水ですからね、そりゃ、ベアリングも死んで当然。今後のために?ドリルで穴あけておきました。

最近はどこのフレームもアルミやカーボンが主流になったせいかBB下水抜き穴を省略してしまっていますが、絶対必要だと思いますね。「穴なんかあけたら泥水が入っちゃうじゃないか」と思うでしょ。穴あけてなくても水はいろいろなところから、どうしても入ってしまうものです。出口がなければ「水没」です。特にクロモリフレームの場合は致命的で、水が抜けないとBB内側がグズグズに錆びてしまいます。ちなみに当店で製作依頼している東洋フレームでは特に指定しなくても絶対穴ありで製作してきますよ。こうした細かな配慮がいかにも日本的ですね。

んじゃ、オレもドリルで一発あけとくか!というみなさん。メーカー保証受けられなくなる改造になりますので、あくまでも自己責任でお願いしますよ。
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2007年02月20日

ボトル台座

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以前、ジャンプ系のフレームをオーダーいただいて、オーナーに出来上がり確認いただいたところ「ボトル台座ついてんじゃ、せっかくのカッコイイフレームがだいなしだよ〜!」と怒られたことがあります。こちらとしてはついていた方が便利だよな、と気を利かしたつもりが、よけいなお世話だったようで。そういえばD系のフレームは本格的DHではなくハードテールでもついていないのが普通です。ボトル台座どころか変速用アウターカップすらついていないのもありますからね。それにしてもボトル台座がカッコ悪いとは…勉強になりました。

現在、オフロードではボトルに代わってハイドレーションバックが主流になりつつありますので、もう必要ないのかもしれません。Wサスになって取り付け場所に余裕ありませんしね。でも、あればあったで便利なもんですよ。たとえば舗装や林道が長く、荷物が多い場合など、Wボトルにすればかなりの重量が背中から車体に移動できます。また、耐久レースではWボトルの片方に真水、もう片方にスポーツ飲料なんて使い方もできます。何しろ、ここ秦野だと背中にバックを背負わないで山に行けるってのが最高です。ボトル、ポンプ、スペアチューブ、携帯工具と必要なものは全部自転車につけておけば、ヘルメットかぶって、シューズ履けば即出発です。忘れものもありません。どんなにいいバックでも、空身のライディングの開放感にはかないません!
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2007年02月22日

34T

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山用MTBの場合、フロントのアウターギヤを取ってしまって、バッシュガードを装着する人多いですね。実際のところ、アウターはアプローチの舗装路で使うか使わないか、ぐらいの頻度なのではずしてしまってもほとんど不自由ありません。それより段差下りや丸太を乗り越えたりするのにバッシュガードのありがたみ大いに感じることでしょう。

で、M760のクランクにSAINTのバッシュガードという標準的な仕様の場合、トリプルのセンターである32Tがアウターとなります。これだとチト軽いかな、と思いませんか?フロントダブルを基本に考えるとアウターは36あるいは34Tぐらいがちょうどいいギヤリングだと思います。そこでRACE FACEのレースリング、これはおすすめです!34/36T両方ありますし、何しろ純正と違い材料が硬いアルミ材なので耐摩耗性に優れています。変速ランプもちゃんと切削による加工、歯自体の剛性もアウターギヤにふさわしいものです。

一方、アフターマーケットのバッシュガードはいろいろありますが、たいてい34Tで大きいものと小さいものが分かれているようです。小さい方に34Tを装着するとガードのフチとギヤ板にかかったチェーンがかなりギリギリになります。使用できることはできますが、あと少しだけ大きい小さい方(意味わかりますでしょうか?)のガードが欲しいところです。
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2007年03月08日

YETI

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YETI ARCが入荷しました!あまり知られていませんが、(宣伝もしてませんが)当店において去年より取り扱い開始していますのでどうぞご用命くださいませ。

それにしてもファクトリーカラーであるターコイズカラーがマニア心をくすぐりますね〜。できればポリッシュ部分がなくて、イエロー/ターコイズのコンビだったらもっとよかったのですが。ヘッドバッヂもYETIマンじゃなくなってはいますが、ループバックがYETIであることをしっかり主張しています。

その道のマニアに言わせればジョンパーカーの手を離れた時点で、もう真のYETIじゃない!というのもわからないではありませんが、DNAはしっかりと受け継がれているのでそれはそれでいいのではないでしょうか。現実的にあれだけのブランドが途絶えて忘れ去られてしまうのはもったいありませんし、ここはひとつ暖かい目で見てやっていただきたいと思います。

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2007年03月10日

近況

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相変わらず、一年のうちで一番の忙しさがずっと続いています。というのも、忙しいときに限ってスムースに行かない難作業にぶち当たるケースが多いからです。

今回はサスのオーバーホールではまりました。オイルまみれになりながら数時間格闘してついにギブアップ!ROCK SHOXのYさんに丁寧に教えていただき何とかうまく行きました。いつもありがとうございます!!教えてもらうと「なーんだ」というようなケースが多いのですが、その「なーんだ」がわからず、うまく行かないじれったさ、モヤモヤ感ったらないですからね。

おかげさまでお客さんにも喜んでいただけましたし、ひさびさに勉強させていただいた作業でした。
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2007年03月13日

DKG

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定番中の定番、DKGのシートクランプにシルバーが加わりました。このシートクランプの締まり具合を体験したら、もう他のものは使えない!といっていいぐらいの逸品です。いくら高価なバイクでもシートクランプにこれを使っていないと「うーん、いいバイクなのにワキが甘いな!」という感じさえしますね。

クイックタイプ、ボルトタイプの2タイプ、クランプ径28.6/30.0/31.8/35.0の4種、それにブラックとシルバーの2色展開と種類多くなりましたが、なるべく常時在庫するようにしてます。なお、クイックタイプの場合はカムの部分に良質のグリス塗布お忘れなく。
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2007年03月20日

ホイール

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当店の春の風物詩?ホイール組の嵐がやってきつつあります。完成ホイール全盛の昨今、「やっぱりホイールは手組みに限る!」という人がけっこういるんですね。うれしい限りです。何しろ手組みはロードはともかく、MTBにおいてはライダーのライディングスタイルに細かく調整できるメリットがありますからね。この場合の調整とはリムやスポークの種類をお客さんの使い方、乗り方に合わせてチョイスするということです。テンションを硬め、緩めとかの調整はありませんよ。どこかの店主さんも言っておられましたが、ラーメン屋じゃないんだから「マスター、オレは硬めでね!」というオーダーは受付できません。テンションは使用するリム、スポークで一番いい具合に調整しますので。よく、ちょっとカジった初心者の方が「このホイールはスポークバンバンに張っているから強いぜ!」なんて自慢してますが、それは違います。テンションがタルタルの状態からテンションを高めていくと、ホイール自体の強度、剛性はそれに比例して上がりますが、ある程度のところで頭を打ち、それ以上にテンションを上げると、逆にホイールの強度は下がってしまいます。正確に表現するなら剛性を高めすぎると耐久性が低下してしまうのです。ホイールにはリムが本来持っている強度を生かした適度なテンションが必要なのであって、過剰なテンションはリムがそれに耐えるだけで精一杯、極端な話、乗る前からリムが疲れきった状態になってしまいます。これではオフロード走行から受けるストレスや枝の巻き込みなどの外乱でちょっとでもそのバランスが狂っただけで大きく歪んでしまいます。ストレスが残った状態の強化ガラスのコップと表現すればいいでしょうか、それとも破裂寸前の風船かな。とにかく、リムやスポークのご機嫌をうかがいながら一番いいところにテンションを調整するのがプロの仕事というものです。自転車のメカニック作業でこれが一番難しいのではないでしょうか。ディスクやサスがマニュアル通り、キッチリ正確に作業するのに対してこちらは「職人技」「あいまいさ」「カン」みたいなものが要求されるからです。当店の作業、もちろんある程度の自信持ってはいますが、これで究極!日本一という域には達していません。まあ、いつになってもその時は訪れないとは思いますが。。。「職人技」というものはそういうもんなんですよね。それでこそやりがいあるというもんです!

写真はたまり始めたこれから組むホイール(リム)。毎日消化してますが、順調に?たまってます。お待たせばかりですみません。
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2007年03月21日

SUS

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本日もサス修理。春は多いです。ショップとしては冬にお願いしたいところですが、乗り出すのが春なんだからしかたありません。乗らないと不具合もわかりませんからね。

修理の第一ステップでまず大変なのが、持ち込まれたものが何年式の何というモデルなのかを調べる作業。覚えているのは比較的最近のものまで、私の頭脳では数年前になるともうわかりません。古いカタログひっくり返すも、紛失したのかどうにも出てきません。メーカーのサイトのページを探してもイマイチわかりませんし。しかも種類が多い上に完成車のみの仕様やストローク違い仕様とかまであったりして、もう参ったって感じです。

やっとの思いで機種が判明したところで、今度はどこが悪いのかを点検、そして大変なのがオイルの量、粘度を調べる作業です。何しろ「キッチリやれ!」とダンパーに書いてありますんで、ちゃんと守らないと。で、またメーカーサイト内をさまようも、cgiの調子が良くないのかどうにもダメ。う〜ん、残念ながらきょうは時間切れ、明日またあがいてみます。トホホこの忙しいのに何やってんだか、ですね。。。
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2007年03月23日

FH

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以前にも書きましたが、クロカンレースやる人のXTのハブ、たいだい一年でみなさんこうなります。ベアリングがサビサビ、ごろごろです。CRC攻撃で一時的に復活しますが、結局またダメになってしまいます。フリーボディは消耗品、ですね。
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2007年03月26日

続FH

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本日も死んだFHに遭遇しました。片側のベアリングは生きていたのですが、反対側は玉押し、鋼球、玉受けの全部にダメージがおよんでいました。玉押しと鋼球はスペアパーツを使用すれば復活しますが、玉受けはハブに圧入なので、ここがダメになる=ご臨終ということになります。写真はどれもちょっと不鮮明ですが、鋼球の光っている2個が正常なものです。光っていない方は表面処理がはがれた状態でグリグリ回されたかわいそうなヤツラです。写真ではわかりませんがゴルフボールのようなくぼみまでできてます。

このように、ここまで行ったときの対処方法がないからカップアンドコーン方式ベアリングはダメと結論づけるのはちょっと短絡的だと思います。微妙な調整がやりやすい、軽量である、整備性がいい、あらゆる方向の力に対して強いなどメリットは多いからです。要はどちらの構造がいいとか悪いとかではなく、現在の技術ではどちらにしろ永久的にノーメンテが不可能である以上、オーナーが調子悪い状態をいかに早く認識してくれるか、が重要だと思いますね。昔は「自転車はメンテするもの」が当たり前でしたが、最近のフィットネス目的で購入される方はそんなの知ったこっちゃありません。「ママチャリの10倍以上の高価格なんだからノーメンテ大丈夫と思った」こうした人もいるでしょう。裾野が広がるということは業界の常識が通じないケースが出てくるということですね。とにかく何らかのきっかけでプロショップにご来店、自転車をチェックする機会があったなら…。ほとんどのケースが比較的初期の段階でリペアできるのに残念でなりません。

そう考えると、これからのプロショップはお客さんに足を運んでもらうようなエンターテイメント性が重要になると思いますね。用もないのに行くと楽しい、何かがあるみたいな。いつ行っても同じ品揃え、オヤジがしかめっ面で油まみれの部品と格闘している、店内が暗い、こんな店はダメです!! あれっ、当店全部当てはまっているんですけど…。
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2007年03月27日

RS

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忙しさ爆発で発売になった自転車誌もほっぽらかし。というか最近のロード特集も食傷気味つーか、流行りものにあっち行ったりこっち行ったりのこの業界が情けないつーか、見る気がなかったわけです。そんな中、楽しみはこの最後のページぐらいですか。企画そのものはアメリカの雑誌のパクリといえますが、何もかもが輝いていた時代にタイムスリップする文章がいいですね〜。毎号楽しみにしてます。今月号のROCK SHOX パリルーベは当店の殿堂入りサス群の中の一本を貸し出したものです。(ちなみに以前の特集のXTチェーンステイプロテクター、DCDも当店からです)

当店の殿堂入りケースに収まった古いサスペンションたち、どれもが「あ〜あの頃はこうだったよな〜」と、サスの銘柄と時代がリンクして思い出されます。MAG21のカラーを短く削ってDH用にチューンしたり、JUDYのカートリッジがことごとく爆発したり…。そんなチープなクオリティー、性能を争っていた?時期に衝撃的だったのが、マルゾッキボンバーZ1の出現です。(残念ながら保存してませんが)その当時のサスがストロークの半分も使わないうちに詰まり感が発生していたのに、現在でも通用するような豊富なストローク感にびっくりしました。内部をいろいろいじるとセッティングを容易に変えられ、TWPやチャンバの強化ブレースがあったりと、プラモデルのよう。…と、サスの思い出は尽きることがありません。とにかく「乗って、いじって」MTBのプリミティブな楽しさにあふれたいい時代でした。
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2007年03月29日

メンテ

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お願いです。こんなになる前にメンテしてください!サスがかわいそうです。全部違うオーナーのものですが、いやいや、すごいのばっかり、参りました。メーカーにリペアパーツあれば修理は可能ではありますが、いろいろトータルすると「う〜ん、それじゃ新品の方がいいじゃん」という結論に到達するケースが多いですね。補修部品はけっこういい値段しますし、それにプラス工賃ですからしかたありません。

それならと、メンテまったくせず壊れたら次のものという考えもアリといえばアリ。でも、自分が選んで購入したもの。損得だけでポンポン消費するのはどうかと思いますね。店主がこうだから新しいパーツ売れない当店…。
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2007年04月03日

使いすぎ

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先日、「パーツは大切に使いましょう」って書きましたが、いくらなんでもこれは使いすぎですっ!!しかし、このめくれ具合、芸術的ですね。保管していたらチューブの内圧により、いきなり爆発したそうです。家の人さぞかしビックリしたでしょう。リムブレーキの場合はブレーキシューとリムの両方が磨耗します。かなり使っている人はリムサイドの確認忘れずに。指で触ってへこんでいるようならリムを交換した方がいいですよ。

MTBのブレーキは今やディスクが主流になりましたが、ロードは依然リムブレーキです。(フラットバーロードなどでボチボチ、ディスク700Cが出てきましたが)完成ホイールが主流でリム銘柄を選ぶ余地がないという事情もありますが、MAVICのセラミックリムはもっと注目されてもいいと思います。雨天時の制動力は通常のものとは比較にならないぐらいグーっと効きますよ。ノーマルだと「スーーッ」ですからね。怖いです。セラミックコーティングも長期の使用でいずれはブレーキシューの攻撃で磨耗してしまいますが、「やや磨耗」ぐらいの時期がこれまた安定感あふれたいい感じで使えると思います。熟成されたワインって感じですか。使いに使って磨耗しきって、やっとノーマルのリムサイド登場、とエイジングの楽しみまでついてくる?のですから最初は高価でも十分元取れると思いますよ。
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2007年04月10日

14mm

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以前にも書きましたが、当店、ホイール組にはこだわっています。MAVIC XM819などチューブレスリムの組立には基本的には16mmニップルが指定されています。でも、それだとちょっと長いと思いませんか。ニップル部分がやに強調されてしまってルックスもよくありません。かといって通常の12oだとニップル回しのかかる四面がチューブレスのアイレット端面よりほんのわずか引っ込んだ状態になってしまいます。慎重にニップル回しをキッチリ奥まで差し込んで作業すれば大丈夫かな、という感じですがやはりちょっと心配です。そこで当店ではDTの14mmニップルを使ってます。(写真中央)これだとちょうどバッチリでしょ!(ちょっとした自慢でした、失礼)

で、このリム、チューブレス構造であるために当たり前ですが、タイヤ側にニップル用の穴があいていません。ニップルを保持するために専用アイレットを使用するのですが、その固定が面倒なこと。専用のアイレット回し工具もイマイチ使いずらいし。ちょっと油断してるとズルっとなめてしまうため、工具のスペアは常備していなくてはなりません。

それとともに、このアイレットの材質が非常に硬いのが気になります。通常リムはスポークテンションによってニップル部分がほんのわずかに変形するものです。変形するからスポークテンションが多少変化してもその状態を保持するような、弾力のような余裕があるものです。(またしても、ちょっと抽象的な説明ですが)それに対し、チューブレスは組立の際、スポークのテンションがかなりピーキーに立ち上がりることからも、アイレット部分の剛性が非常に高いといえます。ある程度テンションが上ると、ニップル回し1/8回転程度でさえ、それ以上張ることが困難なぐらいバンバンになってしまうぐらいですから。反対に少し緩めるだけでテンションメーターの数値はガクッと下がってしまいます。それだけ通常のリムより格段にセンシティブな性格のリムといえるこのリム、組立には神経使います。それと同時に長く使うためには数ヶ月の使用後、一度テンションを点検(必要なら増し締め)するといいと思います。テンションがある程度下がると下がりきってしまう(タルタルな)スポークが発生します。
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2007年04月26日

PAD

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油圧ディスクブレーキはパッドが磨耗してもレバーの引きしろが変化しないのがメリットです。でも、そのメリットも永久的ではないですよ!こんなになるまでそのままの人、けっこういるんですよね。パッドがなくなってピストンそのものでローターを挟んでます。これがホントのメタルパッド?
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2007年04月27日

保安具

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サスのオーバーホール作業をなめたらあきまへん!(なぜか大阪弁)噴出したオイルが顔面直撃、それならまだマシ。写真のようなストッパーリングをはずす時は要注意。工具が滑るとピーンと吹っ飛ぶからです。万一、目を直撃したらえらいことです。DHで使い古したゴーグルも保護メガネとして再利用。(モデルは丁稚のM君)
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