2006年08月20日

パソコンと…

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骨折からちょうど2週間が経過し、足の腫れもかなり引いて普通にしている限りは痛みはおさまりました。その間、みなさんからたくさんのお見舞いや励まし、いただきました。ありがとうございます。

 で、この動けないのをいい機会にパソコンを取替える事にしました。今メインで使っているのはPOWER MAC の昔のもので、かれこれもう6年以上使用していますが今までほとんどノントラブル。さすがに今となってはスペック的に余裕がないので処理はやや遅いですが、一般的なソフトを動かす分にはまだまだ現役、まったく問題ありません。何しろ長く使ってきたおかげで、フリーズしたり爆弾マークが出たりすると「お〜、ヨシヨシ、今日は機嫌が悪いのか」と不出来な子供のような愛着?まで芽生えてしまったりしてます。
 しかしながら、今度はウインドウズ機にしました。というのも、ハード的にはまったく問題ないどころかむしろ使いやすいのに、ソフトの方がWINにしか対応していないものが増えてきたからです。特に財務会計などビジネス系がゼロではないものの、かなり限定されます。また、取引している問屋がWEBで発注などができるようになったのはいいのですが、MACに対応していなかったり、対応しているとしても最新のOSのみ(店主のは9.2と古い)だったりと、何かと肩身の狭い思いを強いられる場面が増えてきたからです。心の奥ではマイノリティーのレジスタンス活動家みたいに「オレたちは断固として貫くぜ、オー!!」と行かなきゃと思ってはいるものの、世間の大きな風潮には逆らわず、波風立てず、寄らば大樹の陰、長いものには巻かれろ、みたいな「まあエエじゃないか」理論?に負けてしまいました。我ながらまったく情けない限り、「歳とったな〜」と実感させられる敗北のチョイスでもあります。

 さて、ここからが本題。トレイルライド用チューブレスタイヤです。太さで2.2-2.3ぐらいのちょっと太めで、グリップのいいものがなかなかありません。お客さんに聞かれても「今、ロクなのないんだよね〜」と答えるしかありません。IRCミブロ2.25も悪くはないのですが、どちらかというとコギ重視のXC系コンセプトである事は否めません。あっという間に摩耗するし。MAXISのハイローラー2.35もコンパウンドがちょうどいいのですが、ブレーキング、トラクションの縦方向が不満です。KENDAの各シリーズもUSTだとゴム質が堅くウエットがダメだし。結局のところ、現状ではKENDAのSTICK-EのタイヤにNO TUBEの液体を入れて強引にチューブレス仕様にするのが一番いいようで。ただし手間がかかりますし、リスクもありますのですべての人に正々堂々とおすすめできませんが。

 チューブレスシステム自体はコギは軽いし、低圧可能でクッション、グリップいいし、リム打ちパンクしないし、まさにオフロード走行にはいい事ずくめ、まさに理想的システムです。しかし、いくらいいシステムでもそれに必要なソフトが供給されなければ、みんなが飛びつくような圧倒的シェアを得る事はできません。今は過渡期という事でもうちょっと様子を見る必要があるとは思いますが、この先ずっと現状のような状態だったらトレイルライドに限っては「チューブド」がウインドウズという事になると思います。
…という訳で、いいタイヤ出てくれる事を願わずにはいられない骨折の日々です。(ヘンな結びですね)


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2006年10月09日

FC-M952

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こりゃ、すごい状態のXTRです。腐食が進みもうグズグズボロボロです。以前もこんな状態のものありましたが、それはこの状態からさらに進行してバラバラになりました。硬いアルミを採用したハイエンドパーツがこんな状態になりやすいので注意してください。M900、7700系のクランクやM952、7700系のFメカの羽根とかが特に表面処理だめですね。ちょっと使い込んだ人ならみんなブツブツに錆が浮いています。

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2006年10月15日

使い込んだバイク

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すごい使い込まれ方です。ボロになりすぎて独特のオーラさえ出てます。KINGのスチールヘッドをこんな風にする人もいるんですね。サスのオイルは当然こうなっていました。ドブくさいです。みなさんもたまにはメンテしてくださいね。できない場合はこのようになる前に当店へ!
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2006年10月19日

HADLEY

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20ミリアクスルの前ハブで満足いく品質のものって、そんなにありません。このHADLEYはもはや定番中の定番ですね。比較対象となるシマノパーツ、SAINTと比べても高いのは高いのですが、とんでもなく高い!というレベルではないと思います。(リヤハブの場合は価格差すごい!)一般的なフツーの人ならもう一生もの、けっこう走る人でもベアリングの交換だけでずっと使い続けられる性能を考えれば納得でしょう。

それが、こんなになったのは初めてです。HADLEYがこんなになるほどのクラッシュ、ライダーの方が心配になっちゃいます。
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2006年11月10日

ディスクホース

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 MTBショップの仕事でオイルディスクのオイル充填、エアー抜きはもうすっかり「いつもの作業」って感じです。あまりに当たり前すぎて、頭の奥の方で思考しないで表面の方とか脊髄あたりで思考→神経伝達命令が省略されてしまっているため、手が勝手に動くまでになっています。この調子でいけば目をつぶっていても、寝ていてもできるようになるのはもはや時間の問題!?

 そんな単純作業も全部作業終わって「あれっ、コネクターインサート入れたっけな〜」とハタと心配になりました。通常、新品から組む時はトレイに小物全部あけて作業するので、忘れた場合それが残るのですぐわかりますが、今回は訳あってコネクターインサート、オリーブ、固定ナットをパーツキャビネットのたくさんある中から取り出し作業したのでわかりません。「忘れるはずないよな。絶対入れたよな。」と思い出そうとするも、手が勝手に動いていたので?どうしても思い出せません。絶対忘れるはずないからこれでお客さんに渡そう。いや、忘れていたら大変だ。う〜んどうしよう。えーい、ホース切ってまえ!(なぜか関西弁)

 結局、コネクターインサートはちゃんと入っていました。な〜んだ。でも、もし入っていなかったら…。
 当たり前の作業でもちゃんとした手順で(トレイに揃えて)やらないとダメという、いい教訓になりました。製造業のQCでは基本的尊守事項ですね。
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2006年11月13日

スプロケ曲がり

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 ロードではほとんどありませんが、このスプロケットの歯が曲がってしまうケース、MTBではそんなに珍しくありません。原因はまず激坂での強引なシフトです。以前だったらそんな条件では変速、すなわちチェーンの脱線、しなかったのが、さまざまな工夫によってできるようになってしまったのが原因ともいえます。
 昔のロードマンはナ〜、ダウンチューブのWレバーを引くと同時に、踏み込む力をスッと抜き、チェーンが隣の歯にかかったのを確認して、レバーをちょっと戻す。これを一瞬でやったんだぞ!なんておじさんロードマンに怒られそうですね。
 そんなこと言ったって、そのような技術必要ないのが現代のパーツなんで、曲がらないように造っていただくのが一番なんですが。
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2006年11月26日

XM719DISC

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 待ちに待ったリムが入荷しました!従来からトレイルライドに定評のあるMAVIC XM719のディスク専用バージョンです。本来、山用のリムってのは人のライディングスタイルに合わせていろいろのチョイス、それぞれが「あり」といえます。ですからXC用の軽量なものでもまったく大丈夫な人もいるし、そんなんじゃまったくダメ、やっぱりDH用でないと、という人もいるわけです。そんな幅広いチョイスの中でも、ほとんどの人にこれだったら適切でしょうとおすすめできるリムが従来のXM719でした。
 このリムはまずMAVICの中でも精度が高く、組んでいて気持ちいいですね。この気持ちよく組めるってのがいい加減に見えるけど大切なんです。なんつーか、イライラするリムってあるんですよ。やたら時間かかる割には納得できないっていうか。そういう車輪はもちろんちゃんと仕上げますから使用上は問題ないですが、厳密にはいいホイールとはいえません。いいリムは「スパッ」と組めるもんです!ちょっと抽象的な説明ですが。
 それと幅が広いってものいいですね。24ミリ前後でXC用よりちょっと広め、2.2から2.3ぐらいのタイヤを装着したときにハードなコーナーリングしてもタイヤがねじれる感じが少ないです。それを嫌ってある程度空気圧を高めにしたりしますが、それではせっかくボリューム感を期待してわざわざ太めにしたのに意味ないじゃん、ってことになってしまいます。結局のところ幅広タイヤにはそれに見合った幅のリムがベストマッチであるという、しごく当たり前の結論に到達するんですね。
 とにかく強度と重量のバランスがよくXCとDHの中間、「いい頃加減」なリムですが、リムブレーキの当たり面がシルバーに光っているのがディスク主流の現在、ある意味「興ざめ」でした。今度はようやくディスク専用、期待できます!在庫もたくさん確保しましたのでご用命お待ちしてます!
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2006年11月27日

クラウンレース

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 サスのクラウントップキャップがダウンチューブ下にヒットするケースは珍しくありません。特に最近のサスはインナーチューブが太いですから、クラウンの幅もそれにともなって広めなので当たる場合が多いです。しかもトップキャップにいろいろロックとかダンピング調節ダイヤルなどで、キャップの頭が高くなる傾向。もうちょっとクラウン部分を下げて(クラウンレース部を上げて)くれれば当たらないのに…サスメーカーさんお願いしますよ!カーボンのフレームなんか思い切り当たれば割れるんじゃないかとホント心配です。

 これはKINGヘッドセットに適合する(社外品)クラウンレースのハイトが高いものです。(高さ2種あり)いわゆる、ゲタかませた状態でカッコいいとはいえませんが、あ〜これあったらな〜、を実現した隙間便利商品といえます。
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2006年12月01日

NRS

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数年前のジャイアントNRSです。今はマエストロのアンセムにとって変わられましたが、これはこれでいいフレームだと思います。何しろゼロサグというコンセプト、リヤサスのセオリーからすると「そりゃダメでしょ!」と思うでしょ。ところがどっこい、妙なフワフワ感がまったくしないのでリジットから乗り換えてもまったく違和感がありません。ある程度のバンプにはしっかり仕事するので長距離になれば疲労感がずいぶんと違うはずです。リヤサスのメリットを限定的に使用することで、「コギ」のフィールに重点をおいた設計です。かなりリジットで経験を積んだ人は、こんな感じのリヤサス方がピンと来るかもしれませんね。
 リヤメカを保護するようなチェーンステイ、エンド位置もトレイル向きといえます。これだったら枝を巻き込む事もないのでは?
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2006年12月06日

BBネジ

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当店の場合フレームからの組み立ての場合、一応念のためにネジ山修正したり、端面のフェイス整えたり、といった作業を実施してます。でも、最近はどのフレームメーカーも品質がよくなったのでもうこうした作業もやらなくていいかな〜、と思っていたらとんでもないのがあるんですよね、タマに。
このフレームはBBのネジ山を修正しているなんてもんじゃなく、新たに造っているんじゃないかというぐらい切削屑が出ました。そのまま無理やりワンを入れたら途中で動かなくなっていたでしょう。このあと端面を整えてホローテック2のBBワンが気持ちよく収まりましたが、ひさびさに「やりがい」のある後加工でした。
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2006年12月08日

シューレース

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 日ごと寒さが増し、このゴアテックスのハイカットMTBシューズの本領発揮のシーズンとなりました。機能はいいのですが、ショートパンツでこれを履くと「中年ボーイスカウト秦野支部?」みたいになっちゃうんですよね。やはりロングパンツじゃないとね。
 こうした靴を用いた実際山での使用では、つま先に余裕を残し、靴の中の足はかかと側へ一杯についていた方が楽な場合が多いです。(特に乗車していない下り坂では)シューレースの強弱でいうとつま先側がルーズ、中間から上側がタイトがいいようです。特にこうしたハイカットの経験がない方は足首の固定される感じがイヤで上側をわざと緩めに結ぶ場合がありますが、それではせっかくのハイカットの意味がありません。コンバースのバッシュをダラダラに履きつぶしている高校生じゃないんだから。足首はしっかり固定させましょう。
 で、上の方をしっかりと固定すようとすると、つま先のローラーシューレースのおかげ?でつま先までしっかり締まってしまいます。ある意味ありがた迷惑、ひもを引っ張る伝達力がありすぎるんです。その伝達力を中間でつま先の方に伝えないためには中間でいったん結び目を造っておけば好みの締め付け強さが可能になりますよ。
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2006年12月09日

FOX

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 本日は朝から雨。来店するお客さんも少ないのでサスのオーバーホール作業を行いました。Jシリーズのクロカンに参戦しているライダーなのでさぞかしすごいことになっているんだろうと、期待?していたのですが開けてビックリ。オイルも中の状態もほぼ新品といえるぐらい良好な状態を保っていました。
 毎度のことながらそのクオリティーの高さに驚かされます。写真の鉄仮面の内部にBRASS MASS INERTIA VALVEというダンピング付加機能の中枢部があるわけですが、この造り、しびれます!よく造ってあるな〜。
 エアーピストン挿入ツールもピストンシールがインナーチューブリップで傷つかないように用意されていますが、このツールもまたすばらしいデキ。ただのフレア状した筒なんですがインナーチューブにスポっとはまる感じからも「精度感」「マジメ」な製品造りがうかがえます。
 
posted by 店主 at 20:32| PARTS | 更新情報をチェックする

2006年12月14日

サスOH

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通常ならこの季節、乾燥した晴れが続く関東地方ですが、ここのところ雨ばかりです。ということでまたもやサスばらしです。作業はなぜか重なるものでサスのときはサス、車輪のときは車輪ばかりやっているような気がします。なんでなんでしょうね、不思議です。今回は雨でお客さん来ないのをいいことに?同じメーカーのものまとめて3本同時進行の荒業に挑戦しました。

そのうちの1本はバラす前からストロークさせた感じがおかしいので、イヤな予感していましたが、やはりその通り。ロアーレッグ内でアッパーチューブ下端からダンピングベースプレートが抜け落ちていました。ベースプレートがスナップリングで固定されているタイプだと、タマにこのようなケースありますが、これはネジタイプ。抜け落ちるほど自然に緩んだんでしょうか?それとも以前にメンテした作業が悪かったとか?でも、新品時から中を明けてメンテするのは今回が初めてなんですが…

まあ、深く考えないで駄菓子屋のきなこ餅みたいなもんでタマに「アタリ」が仕込んであると思えばいいんですよね!
 
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2006年12月18日

XCリヤサス

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ちょっと思うところがあり、最近は当店オリジナルではないMTBにいろいろ乗ってます。先日はGIANT ANTHEMで近所の山に行ってみました。リヤトラベル3.5インチ、SID前サス、HAYESエルカミノ、CROSS MAX SLともう完璧なクロカンレース仕様です。

まず、いきなりアプローチの舗装の速いことに驚きました。リヤサス独特の「足の資源のムダ使い」感がありません。低く幅狭のハンドルはいかにも戦闘的でワキを絞ってグリグリ踏む快感はロードに通じるものがありますね。そしてそのまま登りセクションに突入。急な勾配で木の根が張り出しているところなどは、リヤサスの恩恵を特に感じます。いちいち体重移動しなくても体力の限りペダル踏んでりゃどこまでも登れそう。

余談ですが、リヤサスに乗るとこうした体重移動しなくて走れてしまうので走りがヘタになってしまうので、初心者は最初はリジットで修行すべき!というショップのガンコオヤジいますよね。(かくいう店主も以前はそうだったんですが)でも、最近は丸くなって?最初のとっかかりとしてはまあいいんじゃないかな、と感じてます。サスやディスクブレーキで快適になったように、便利で楽なものを使用して、まずはオフロード走行の楽しさを味わって好きになってもらえばマッいいか〜みたいな。大学で体育会系が絶滅寸前であるように今どき「とっかかり」が難しく厳しいスパルタ式スポーツってのは受け入れられない時代なんだからしかたありません。しかしながら、いつの日かヒョンなきっかけでリジットに乗ってライディングの奥深さ、シンプルさに触れ「オッ、これはこれで楽しいジャン」と再認識しててくれれば…とオジサンは願っています。

で、下りですが、これが手こずりました。まずSIDのサスがしなって、まともに狙ったラインをトレースできません。え〜、そんなに違う?と思うでしょ。もうまったく違いますッ!ストロークそのものの量不足もありますが、サスの剛性やダンピング性能が今の高機能のものと比較すると残念ながら一世代前といった感はぬぐえません。
 それとともに乗車姿勢が必然的にXCレース的になっているので、前方回転するんじゃないかと不安で思うようにスピード上げられません。実際、普段ならへでもない握りこぶし程度の岩にいちいちハンドルとられ、まったくふがいない走り。XCをやらなくなり、DHや下り重視のマシンばかり乗っていたので後乗りポジションがいつのまにか染み付いてしまったようです。まあ、昔はXCポジションどころかドロップハンドルでバンバン下りをかっ飛ばしていたんですから、慣れの問題かもしれませんが。

以上のように正直なところ下りの印象が良くなかったのですが、この軽量リヤサスというコンセプト即、リアルXCレースや耐久のイベントだけというのももったいない話です。リヤサス自体のポテンシャルは実ストローク以上のすごいものを持っているんですから、これを生かした山バイクに転用してもおもしろいのではないかと。前サスを100-140ぐらいのガッチリかつそこそこ軽量なものに換えて、シートポストをセットバックタイプにして、短めのステムとライザーバーにすればかなり山を楽しめるのでは。欲をいえばヘッド角が69度ぐらいだともっといいんですが。

実はこうしたコンセプトに最も近いといえるのが4X用のリヤサスマシンなのですが、やはり「競技用」といったモデルが多いため、Fメカが装着できなかったり、異常にコンパクトなスケルトンの割りには、やたら重かったり、といい線まで行っているのにおしいものがほとんどです。カッコイイですし、こいで登らないと割り切っている人にはいいでしょうが、現実的にオールマウンテンみたいな使い方の人はクロカンWサスのフレームをやや下り重視にアレンジしたものが使いやすいし幅広く楽しめると思いますよ。
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2006年12月19日

後ハブ

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シマノのXTパーツの中で一番ダメなところ、それはハブだと思います。特に後ハブ。XCやエンデューロ系のライダーなら通常の使用でほぼ1シーズンでまずフリーボディのベアリングが死にます。そうした車輪は回転させるとゴロゴロとその振動がフレームに伝わるのですぐに発見可能ですので、気になる人は確認してみるといいですよ。
ベアリング部のシールも完全ではないため、ある程度使用したものは写真のようにグリスがまっ茶色になってしまい、ボールやレース部がダメになってしまうものがけっこうあります。

さらには、ちょっとハードに走っただけでシャフト両端のロックナットの緩みが頻発します。特にリヤサスの場合はハブは車輪の回転軸であるだけでなく、後三角の剛性を保つフレームの一部のような役割も担っているのでシャフト自体はもちろん、ハブボディ、フレームへの固定方法を含めたトータルでの剛性が非常に重要となります。部品メーカーからすればそんなの想定外、フレーム構造体の一部なんて聞いてないよ!って感じでしょうが、実際は補完するものなんだからもっとしっかり造って欲しいものです。

試しにリヤサスでなくてもスチールのリジットフレームのクイックシャフト軸をクロモリ貫通シャフトに換装して、両側をトラックナットで固定してみてください。かなりフィーリングが改善されるのを実感していただけるでしょう。コーナーがよりギュイーンと気持ちよく決まるでしょ。後輪の剛性が高まったような感じですよね。そんなことしたら、せっかくのクロモリのよさであるしなやかさをスポイルしてしまうのでは、と心配される方もいるかもしれません。それも実は、しなやかさがあってほしいのは縦方向だけであって、横方向(ねじれ)はできるだけ少ない方がいいのです。CHRONICDELIGHTのSTYLE KINGというジャンプフレームなんかクロモリリジットで12ミリスルーアクスルですよ!飛びやコーナーを気持ちよくするためにはこの剛性が重要と捉えているあたり、さすがです。

SAINTじゃ重すぎ、HONEじゃチープすぎ。第一ハブ軸にRメカつけたくない人もいますし。XTRグレードまたはそれ以上のハイクオリティで軽量かつ高剛性なハブを待ってます。
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2007年01月06日

GAMUT

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GUMUT P20のバッシュガード新色ホワイトが入荷しました。従来からのブラック、レッド、ブルーと合わせて4色展開。4Xのレースなどでは少しでも軽量なアルミ製の方をチョイスする人もいますが、トレイルではやはりポリカーボネイトでしょう。安心して?突入できますもんね。ただし、溶剤系、オレンジ系のクリーナーはご法度ですのでご注意あれ。
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2007年01月08日

BBベアリング

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ひょんなことで、クランクを逆転させたら「なんだこりゃ」ってぐらい回転が重い。また、フリーかハブかとチェックするとこちらは正常。じゃあ、Rメカのプーリーだなと思うがこちらもはずれ。チェーンをはずしクランク単体で回して原因発見。シールを無理やりはがすとBBのベアリングが錆つき左右とも完全に固着してしまっていました。ベアリングが死ぬときって、徐々に悪化ではなくある日いきなりってケースが多いですね。心筋梗塞や脳梗塞みたいなもんです。

ということは今までベアリング自体は動かず、ベアリングカバーの黒い樹脂とBBシャフトでグリグリ強制的に回っていたのです。いや〜、こいつのおかげで残り少ない?貴重なエネルギーだいぶ損していたようです。どうりで登り遅かった訳だ。新品に交換したのでもう快調。これからの店主、エリートライダーなみに登り速いですよ〜!いや、速くなればいいな。←はかない希望。
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2007年01月22日

車輪組み

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DH車輪の組み立てです。ハブが12ミリスルーアクスル、150ミリOLD、しかも36Hともう最強仕様です。まったく最近のオタクは軽量軽量って、さわいでますが、これを見よ!男らしいこと!(意味不明)

ところで車輪組みになくてはならないものっていろいろありますよね。振れ取り台、センターゲージ、ニップル回し、などなど。その中でかなり重要なのがパソコンです。(正確にはソフトかな)今回はこうした特殊ハブで36H、しかも使用するバイクの指定でセンターをディスク側に4.5ミリずらした状態にしなくてはなりません。そんなやったことない組み合わせでも、すべての数値を入れればスポークの長さを算出できます。今回もちょっと心配でしたがスポークネジ部先端がちょうどニップルのお尻のツラ、バッチリでした。この計算式でもなぜか失敗することあるので、思わず「ヨッシャーッ!」と叫んでしまいました。先端がお尻から出てしまっているのはもちろんダメですが、短かめもよくありません。やはりネジ部全体がかかっている状態がベストです。

写真の革手袋は「シゴキ」に使っているもの。開業してからなんでもう15年ものです。米国BOSSという作業用ですがついに手の平に穴が開きました。余談ですが、このシゴいた感じがよくないのでブラックスポークはあまり好きではありませんね。(ご指定の場合は組みますよ)
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2007年01月24日

アダプター

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まさに「やっと!」という感じでシマノセンターロックハブ用ディスクアダプターが入荷しました。これでシマノのセンターロックのハブにHAYESやMAGURAなどの6穴のローターが装着できます。また、BR-M755がいいんだよね〜としぶとく使い続けているオタクの方にも朗報となるでしょう。このようなアダプター、今までもシマノ製以外に便利グッズ的にあるにはあったのですが、装着できるローターが限られていたり、あるいは取り付け時の精度が芳しくなかったりと、イマイチだったんですよね。今度は純正パーツですからもうバッチリと装着できることでしょう!(現時点ではまだ取り付けてません)

しかしながら、このところのシマノさんの気のきいたラインナップ、といいますかセールスマンでいうところの腰の低さ、店主的にどうも素直にポジティブにとらえることができません。確かに、これがあれば完成ホイールが売りやすくなるでしょうが、そもそもHAYESやMAGURAを使っている人が「あ〜よかった、これでやっとシマノのホイール使える。前から使いたかったんだよね〜。早速ショップに買いに行こう。」となるでしょうか。そんな人は全体の数から見たら微々たるもんでしょう。このローターアダプターに留まらず、最近のラインナップはRメカのトップ&ローノーマルやシフターのデュアルコントロール&ラピッドファイヤーなど、さまざまなアッセンブルに対応した互換性を考慮した構成へと変化してきています。やたら親切ですよね、気持ち悪いぐらいに。

今までのシマノスタイルといえば「トータルコンポーネントで最高の性能を発揮するようになってます。他のがよければどうぞ他社のを使っていてください。」といった超高飛車でした。(もちろん実際にはいってないですが)支払サイトだって取引額に関わらず月2回のキャッシュ、OEはL/C(信用状取引)(今はどうなんでしょう?)。従来の商習慣をぶっとばすとんでもないものといえますが、それでもみんな文句いいつつ買ってました。「出る杭は打たれる」どころか打たれてますます強くなる、まさに冷間鍛造を字で行くパワフル経営でした。

では、その強さって何でしょう。それは他を圧倒的に制圧するような強烈なイノベーションパワーだと思います。シマノがついてないとお客さん買ってくれない!といった状態です。ロードのSTIの出現を思い出してください。「ブレーキレバーが動く?アホちゃうか!」と誰もが否定しましたよね。ところがわずか数年後には従来のWレバーは完全に淘汰されてしまいました。過去の自転車史に残るようなものすごいパワーです。要するに圧倒的な商品力があれば、わがまま、悪役でもいいんです。野球でいえばアンチ巨人派も実は巨人が強いこと望んでいるんです。

ユーザーあるいは納入先に「やっぱシマノのトータルコンポじゃなきゃ、センターロックじゃなきゃダメだな〜」と言わせなきゃダメなのに、「社外品もつきますよ、便利でしょ」じゃ、タコが腹減って自分の足食っちゃってるようなもんです。某国のものそのままのPRO製品のいくつかにもいえますが、何もそんなことしなくても…と裏切られたというか寂しくなっちゃいます。シマノには親切、気のきいたじゃなく、わが道を押し通し、他が追従する「きかん坊」であり続けて欲しいです!


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2007年01月29日

KENDA

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当店人気ナンバーワン、KENDAのタイヤが入荷しました。で、そのヘッダーに書いてある細かい説明によるとKENDAはチューブレス、チューブドに関わらずシーラント剤の使用を認めません!とあります。そーですか、ダメですか。ということで、販売店としても一応やめてください、といっておきますね。お買い求め以後はお客さんの自己判断ということで。クレームはなしですよ!

それにしても、同社のSTICK-Eのコンパウンドを使ったUSTタイヤなんでできないのかな?とラスベガスショーのときにブースにいたトマックに直接質問したら、「残念ながら当社にはまだその技術はない!」とあっさり断言されてしまいました。あれから2年ぐらいたっているんですけど、まだできないようです。スローコンパウンドは微細な気泡がいっぱいですからね、大変なんでしょう。気長に待ってます。あっ、それより先にブロックの左右が微妙にずれているとか、ブロックのエッジが最初からダレているのをなんとかしてもらいたいんですけど。まあ、それもこれもご愛嬌ってことで笑い飛ばしちゃうような雰囲気の得な性格のブランドでもあります。

写真は新製品small block eightの700*32c。サイズもボリュームたっぷり、フォールディングビートだし、パターンもいいです。ツーリングやクロスなどにいいでしょう。
posted by 店主 at 20:34| PARTS | 更新情報をチェックする
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