すっかりごぶさたして申し訳ございません。というのも涼しくなってから、いきなり嵐のような忙しさが訪れ、朝から晩まで作業しています。(当たり前か?)それでも合間にチョコチョコtwitterのほうでつぶやいていますので、どうしても近況知りたい方はそちらをチェックしてください。
さて、やるといってなかなか進んでいない店内改装が進み始めました!まず、業務用エアコンを撤去、200V動力の電気契約を解約しました。当店も今はやりの省資源、ecoに対応です!なんてエラそうにいってますが、実は少しでも電気代を節約しようかな、というセコい考えなんですけどね。森永卓郎先生いうところのsecoです。というわけで来年からは夏の店内はすごい暑さですよ〜。覚悟してください。
そして倉庫を借りました!少しづつ店内の長期滞留商品=他人から見ると単なるガラクタ?を移動しています。しかし、我ながらよくためたな〜というぐらいのガラクタ、いや商品ですね。そのうちwebshopで紹介しようかな、と思ってはいるのですが、それもままならず…。
最後に臨時休業のおしらせです。
10月4日(月)は休業させていただきます。
2010年10月19日
作業中

店内改装の進行状況をお伝えします。
まず、業務用エアコンの撤去を業者に依頼したのは、すでにお伝えしたとおり。で、取り外して保管してあった室内機と室外機は専門の業者が引き取りに来ました。このエアコンは業務用で大変高価なためリース契約にしたのですが、今考えると自店で購入の方がよかったと思っています。確かにリースは購入時にまとまった資金が不要、税務上からも減価償却の経理処理不要で毎月一定のリース料が100%経費算入と、いいことずくめのように思えます。(ました)しかし、一方では長期に渡ってずっと支払続ける債務をかかえることとなり、そのトータル支払額は購入より断然高いものとなってしまいます。リースというとなんかかっこいい響きですが、なんのことはない割賦販売の一形態にすぎません。なので契約期間に渡る金利が乗ってくるのは当然といえば当然ですが、元の金額が大きいだけにその金利もバカになりません。まして、近年のほぼゼロ金利を考慮すると、よけい「もったいない感」がつのります。ということで、いろいろ経営者のポリシーはあるでしょうが、このご時世ですから当店としては積極的ミニマム経営で限界体力(耐力?)をさらに引き上げることに重点を置いた次第であります。なんとも消極的セコイ話ではありますが、大企業においても事業や経営の見直し、あるいは仕分けはこのような時代避けては通れないのではないでしょうか。
このエアコンにはもうひとつ「落ち」がありまして、その続きは後日ご報告いたします。写真はかたずけ中の店内です。正確にはかたずけをしているうちに、さらに散らかったといいましょうか、もう足の踏み場もないといった状況です。あすは展示会がないので一日この店内と格闘する予定です。

posted by 店主 at 23:34| 改装
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2011年01月06日
店舗前面作業中
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店舗前面部がむきだしになりました。まず柱の腐っている部分を補修、補強していきます。作業は基本的に大工さんひとり。私は解体、廃材処理係です。
2011年01月07日
土台コンクリート
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今回の工事では腐っている柱の補修と補強に加え、ウインドウなど開口部を減らし壁量を増やして耐震性を高めることを狙っています。また、それと同時に、南西向きのウインド面積を減少させることにより夏の熱射をさえぎる目的もあります。
写真は既存のコンクリートたたきの上に新たな土台をつくる下準備の鉄筋。
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鳶職に床のコンクリートをはつっていただきました。ものすごい騒音と粉塵です。
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店舗前面中央部の今回の改装のキモとなる部分。
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ここは既存のコンクリートをいったんはがしてしまいます。
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L型が向かいあったようにコンクリートはつりが完了。
2011年01月08日
サイディングはがし
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サイディングはがし専門の職人さんが二名で壁三面を2−3日で解体しました。あっけないぐらいに簡単に家は裸になりました。衣服をはぎとられた家が寒風にさらされているサマはなるべくなら他人に見られたくないようなみじめな姿です。
一般的に家を建てるのは大工さんと思いますが、大工さんが担当するのは柱を組むのと、内装の下地をやるだけにすぎません。あとは板金、サッシ、屋根、サイディング、建具、畳、電気、ガス、水道、ペンキ、外構…といろいろな専門の業者が入るのが普通です。サイディング解体専門の業者があるのにはちょっと驚きでした。ちなみに貼るのは別の業者さん。しかもシーリングはこれまた別の専門業者といった具合でなんでこんなに細分化してるのかいな、と不思議に思いました。効率を追求するとそうなってしまうんでしょうね。だからこそ私は一から百まで、できるかぎり全部この手でやってみたい、と逆に思った次第です。
2011年01月09日
柱補修
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店舗前面中央の柱下部はものの見事に腐ってシロアリにやられていました。原因の第一は雨漏りですが、それ以上に柱を土台の上に乗せずコンクリートに直接乗せるというハチャメチャな仕事をやった元の工務店にあると思います。
幸いにして、シロアリは20センチほどしか進行しておらず、その上部は大丈夫(シャレではない!)でした。腐った部分を切り落とし、上部には防蟻剤を注入、その横に新品の柱をボルトで連結して補強することになりました。このあと土台コンクリートを施工して、その上に薬剤処理したツガ材土台、それらを専用金物で強固に固定します。
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2011年01月20日
ウインドウ取り付け
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店舗の顔、ウインドウはYKKの店舗用サッシを通販で購入、自分で施工しました。ガラスは断熱を考え二重ガラスです。施工図はYKKのホームページよりDLして、まずは下枠がおさまるようにコンクリートを流し込みます。
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建具取り付けのキモは水平垂直がきっちり出ていること。ということで最新兵器を大工さんにお借りしました。レーザー水準器です!これまでは振り下げや水を入れたホースのような原始的な手間のかかる方法でしたから、もう夢のような機械です。
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扉を除いた枠部分がつきました!
2011年02月22日
足場解体
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やっと足場がはずれました!解体はなんと職人さん二人きりで2時間程度しかかかりませんでした。早っ!!さっさと終わらせて次の現場向かう職人さんを見送りながら、建築コストで一番大きなウエイトを占めるのは「人件費」ということを改めて痛感させられました。(写真は足場がかかった状態の最後の日)
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2011年04月13日
物置
通常、業者に工事全体を丸投げしてしまうと、工事で出た廃棄物はあっさり処理されてしまいます。(もちろん有料)ところが自分でやると、廃棄物の中にはお宝がいっぱい。捨てるなんて、もったいない。リユースというと、どこかトレンディーな感じしますが、それとはちょっと違いますね。これら建材ももとは家の一部、毎月払っているローンの一部ですから、それをおいそれと捨てる気にならないというセコイ考えです。我ながら情けないぐらいのちっぽけな人間です。テレビに出てくるゴミ屋敷の主人とたいして変わりありません。
さて、店舗正面のガラスサッシを一新しました。サッシは枠の下部がコンクリートに埋め込まれているので、解体すると扉はともかく、枠はグニャグニャに曲がってしまい使い物になりません。そうなると枠のない扉単体もどんなにきれいでもただの廃棄物となってしまいます。以前は900ミリ幅のガラス戸が4枚のサッシが2か所だったので、合計8枚もの戸が余ってしまいました。これを2枚利用して店舗入り口横の奥まった部分を仕切り、物置を作ろうと考えました。
まずは、扉上部の欄間(排気窓)の部分を解体。立枠も解体して上枠だけにしたものを半分の長さにカットします。

カットできました。ゴーグル着装しないとキリコが目に入り危険です。断面を整え、横枠が取りつくようにタップをたてます。

ステンレスレールも切りました。その裏にモルタルを詰め浮かないように養生します。もちろんきっちり寸法と水平を出します。青春時代トレーニングで愛用した鉄アレイと風で吹き寄せられた桜の花びらが昔のカップルといった感で、いい感じの距離感を保っていました。

コンクリートが固まったら振動ドリルでコンクリートに下穴をあけ、しっかりネジ止めします。
2011年04月15日
床貼り

床貼りがほぼ完成しました。といっても店舗全体ではなく今回の改装にあたりはがしたところと新たに貼った台所スペースのみですが。
そもそも、これまでの床も当初コンクリート打ちっぱなしだったのを今は亡き父と苦労して貼ったもので、床板一枚一枚についたシミや傷にいたるまで愛着や思い出が染み込んだものです。ですから改装にあたり土台補強やレイアウト変更で一部はがすことになりましたが、できる限り再利用しようと考えていました。

施工はコンクリートの上に防水紙、その上に12ミリの下地合板を敷き詰めます。固定は振動ドリルで3.4ミリほどの下穴をあけ、そこにコンクリートに効く専用ネジをインパクトで打ち込みます。下地合板はできれば床を貼る方向に対し45度角度をつけた方がギシギシといった音鳴りにいいようです。しかし、面倒なのと材のムダが出ますので台所スペースは直交としました。床板は実と呼ばれる凹凸がかみ合うようになっており、材それぞれが勝手にそらないように、また強固に固定できるようになっています。

床材は北海道のナラ無垢材本実加工で自転車店には不釣り合いなほど?高級なものです。店舗のように土足、しかもクリートやスパイクの武器?がついたシューズに耐えられる硬さをもった天然木はそう多くありません。クリ、ナラ、ケヤキなどの広葉樹かデッキに使われる南洋ハードウッドぐらいでしょうか。
現在の主流である幅30センチほどの集成材に表面だけ薄い板を貼ったものとは違い、傷やシミも受け入れることのできる本物感があります。はて本物感って?なんだろう。通常のモノは新品が100だとすると、時間とともに劣化して最後には価値ゼロになり廃棄となります。私は価値=愛着だと思います。モノとしての価値は物質そのものの有用性や耐久性より、それを所持する人間の側にあると思います。どれだけ好きでいられるか、それに値する何かを持っているか。高機能であることだけが価値を高める手段ではないと思います。便利とか高機能っていうヤツは麻薬みたいなもんで、すぐそれがあたりまえになって、もっと上の次元が欲しくなってしまいます。それが人間の欲望、経済というもんなんでしょうね。
そんなことを考えながら一心に釘を打ち、右手がしびれたままになりました。
2011年04月18日
床細工

床の入り口部分の角にステンレスのモールをつけるためのザグリ加工を施しました。そのままつけてもいいのですが、金属の厚さだけ段ができてしまうのでここは見栄え重視で面倒な加工にチャレンジです。最初はおおまかにルーターを使い、最後は敷居用カンナ?で仕上げます。このカンナはホゾをきれいに仕上げたりするのに重宝しています。

やや失敗もありましたが、まあまあのデキで埋め込まれました。取付用ステンレスネジの頭が埋まるようにネジ穴もザグリ加工してあります。ステンレスの金属感と無垢のナラのコントラストが青山骨董通りのおしゃれな高級ブティックといった感を醸し出しています。
2011年04月19日
ホゾ

トイレドア上部。従来のドアより背の高い扉にするので上枠をそれにあわせて交換です。せっかく交換するのだからと、105ミリ角のムダに?太いものを入れてみることに。しかもせっかく太いものを木ネジで結合じゃナンなので、空中でホゾ加工することにしました。まずは電気ノコで一定の深さに溝を掘ります。

ノコギリの溝深さを目安にノミで削り込んでいきます。キチッと平面を出すのがけっこう大変ですが、最近かなりうまくなりました。(自画自賛?)

従来の3倍ほどの太さです。プロの目から見たら無意味かもしれませんが、自分が満足していればそれでオッケー。こうした遊び心を取り入れることができるのは自作ならでは。
ペンキ塗り
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改装にあたって店舗内の内壁はすべてはがしました。店舗奥の壁はクロスの下地を石膏ボードではなく12ミリの合板を使用してありました。自転車やパーツ展示するための棚や什器をビスで好きな位置に固定できるように、との配慮からです。解体時に出たこの合板、ズンとした重量感があり、かなりしっかりとしているではありませんか。
それに比べ最近の合板は軽いし軟らかいです。樹種は針葉樹と表記してありますが、実際のところコルク?やポプラのような特に成長の早い木材の性格です。インパクトを使用したコースレッドの頭は板厚の半分ほど簡単にめり込んでしまいます。これでは強度や耐久性もそれなりではないでしょうか。
古い壁材はまだまだ使えるし、品質も今以上、ということでできる限り再利用しました。でも、解体時に釘のあとが割れてしまったり、寸法が足りなかったり、と使いずらいんですよね。しかも表面はクロスのノリのあとが残り汚いし。そこで古材使用部は塗装することにしました。いかにもペンキといった表面がスムースで光沢のあるものではなくデコボコした艶消しです。ホントは漆喰にしたかったところですが、これでもマアマア落ち着いた雰囲気は出ていると思います。
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2011年04月22日
廃棄物
改装で出た廃棄物を処理業者に引き取りにきてもらいました。いつものパーツなどの金属類やタイヤ、チューブに加え今回は内壁材、看板の樹脂板、アルミサッシなどなど軽トラ一杯分もの分量になりました。処分費のうちなにしろ高価なのが内壁材の石膏ボードと不燃天井材です。これらは建築基準法に定められた耐火基準から一般的に使用されていますが、燃えない(ずらい)ということは処理が大変なわけで、おのずと処分費も高価になります。今回よりずっと量が多かった前回は「ゼロがひとつ多いんじゃないの」というぐらいビックリしました。
ところで廃棄物と資源というのは正反対のように感じますが実はどちらにもなるのです。以前は鉄類は処分費がかかっていましたが、今では売ることができます。アルミならさらに高価で売れます。ステンレスはもっと高いです。段ボールや古紙も昔は売れましたが今は処分費はかからないプラスマイナスゼロ程度です。ポイントはキッチリ分別する、ということ。分別すれば資源になるものも、混じっているとただのゴミになってしまうので注意しなくてはなりません。それが資源で欲しい人がいれば売れる価格になり、欲しくない人ばかりだとお金を払って処分してもらう、ということです。あたりまえですね。
この需要と供給の関係がいわゆる相場ということで常に動いています。ですから廃棄物捨てるにも経済新聞などで金属をはじめとするさまざまな資源が世界中でどんな状態なのか、を勉強しておかなくてはなりません。私は相場師ではありませんから張り付いてチェックしているわけではありませんが、一時より金属類の需要は高まりつつある。と聞いていました。しかし、今回の業者の話では金属の最大の受け入れ先である中国が例の放射能の件で受け入れ拒否しているそうで、国内在庫がだぶつき結果プライスダウンとなっているそうです。
今回の震災は実にさまざまなところに影響を及ぼしているんですね。
ところで廃棄物と資源というのは正反対のように感じますが実はどちらにもなるのです。以前は鉄類は処分費がかかっていましたが、今では売ることができます。アルミならさらに高価で売れます。ステンレスはもっと高いです。段ボールや古紙も昔は売れましたが今は処分費はかからないプラスマイナスゼロ程度です。ポイントはキッチリ分別する、ということ。分別すれば資源になるものも、混じっているとただのゴミになってしまうので注意しなくてはなりません。それが資源で欲しい人がいれば売れる価格になり、欲しくない人ばかりだとお金を払って処分してもらう、ということです。あたりまえですね。
この需要と供給の関係がいわゆる相場ということで常に動いています。ですから廃棄物捨てるにも経済新聞などで金属をはじめとするさまざまな資源が世界中でどんな状態なのか、を勉強しておかなくてはなりません。私は相場師ではありませんから張り付いてチェックしているわけではありませんが、一時より金属類の需要は高まりつつある。と聞いていました。しかし、今回の業者の話では金属の最大の受け入れ先である中国が例の放射能の件で受け入れ拒否しているそうで、国内在庫がだぶつき結果プライスダウンとなっているそうです。
今回の震災は実にさまざまなところに影響を及ぼしているんですね。
2011年04月26日
ミゾ彫り

最近、作業の進み具合が停滞ぎみです。というのも扉の造作にとりかかっているからです。これが本当に大変でやるんじゃなかった…、と後悔しても、もうとりかかっちゃったのでやるしかありません。丸一日やって「これでけしかできないのかよー」という進み具合には本当にガックリします。今までの作業はどちらかというと肉体労働、ガンガンやるぜ!といった感じでしたが、ここ最近はパソコンに疎い定年間近のサラリーマンがパワーポイントでプレゼン資料を作っている図といった感で、頭の中でこうしたい、と思ったことができないもどかしさ、ふがいなさを痛感させられます。まあ、大工さんでも建具屋の仕事は難しいといってますから、そもそも私のようなシロートが手を出すジャンルではないのでしょう。

ルーターを使うほどではないのでノミでさらっていきます。

最後は敷居用カンナで仕上げます。底面、側面、エッジがきちっとできました。ここ一ヶ月ほどで腕前がかなり上達しました。そりゃ、毎日毎日やってりゃ誰でもうまくなりますね。この技術が自転車に生かせるといいのですが…。おそらく何の役にも立たないでしょう。
そんな役に立たないことはやる必要ない、悪である。それが現代社会です。すべてのモノやコトが効率重視。効率が上がるということはコストが下がるということです。コストが下がるということは競争に勝てるということです。全世界が競争に参加しているのだからオレは参加しない、というのは許されません。さらに今回の災害で全国民は一層努力し続けなくてはならなくなってしまいました。
でも本当にそうすることがいいのだろうか。そうすることが幸せなのだろうか。そんなことをモヤモヤ考えながら戸当たりのミゾを刻みました。
2011年05月01日
物置完成
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やっと入り口横の物置が完成しました!今回の改装で一番苦労した部分、この部分だけで2週間ほどかかったのではないでしょうか。本当に大変でした。写真は完成してうれしい〜!というより「脱力」あるいは「放心状態」の図です。
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写真ではよくわかりませんが、壁面がななめなので戸当たりをななめから直角に変換してあります。
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もともと4枚引違い戸だったものを右側2枚を使用したので、左はしは以前の中央部ということになります。その中央部が戸当たりに収まるように溝を深く広く掘らなくてはならなかったわけです。
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以前のサッシ高は180センチほどしかなかったので、背の高い人はよくヘルメットをぶつけていました。みんながしたたかにぶつけたもんですから上枠の下部がひしゃげています。たかが自転車店に入店するのに頭を下げて、引き戸を開ける所作はまるで職員室に呼び出された悪ガキといった風でこれはなんとかしないとなーとずっと思っていました。新しいドアは2メートル以上あるのでこれで大丈夫でしょう。みんなが頭をぶつけた思い出の古いドアはこれから新しいドアの横で第二の人生?を歩んでもらうことになります。
2011年05月03日
天井貼り

取り寄せた羽目板はシミ、虫穴、欠けなどがある杉材のB級品。本来は壁用ですが、それを天井に貼ろうと考えました。従来の天井材であった不燃ボードはもう二度と使いたくなかったからです。というのも解体時に出だボードの処理料金がとんでもなく高額だったからです。高額ということは再利用のシステムが確立されておらず引き取り手がいないということで、石膏ボードとともに産廃の中でも特にやっかいものなのです。もちろん、防火という面から不燃、難燃材は重要です。それはわかっているのですが、個人的にもうこれらの材を自分の家に使う気ににはどうしてもなれませんでした。
ということで選んだ杉板は長さが2メートルとちょっと短め。床の場合は乱尺をレンガのように市松模様に貼ったりしますが、下地不要のシンプルな定尺を規則正しく並べるには、どこかでジョイントしなくてはなりません。ハンドカットは末端の処理がどうしもうまく揃いませんので、それを隠すジョイナーを制作することにしました。もちろん最初からそうした建材は存在します。ですが一般的にそれは木材チップを接着剤で固めたチープなもの。当店舗もチープには違いありませんが、せっかくのセルフなのですから、そういった安易なチープさはできる限り排除するに越したことありません。多少デキがへたくそでも、そんれが味というものです。見た目が華美かどうか、ではなく持ち主が満足しているか否かに軸足があるのです。
右が廃材から出たラワン材の廻縁。それを左のような凸型に加工しました。スミの仕上げにはまたしても敷居用カンナを使いました。

羽目板のエッジがうまく収まるようになっています。

右側が貼り終えたところ。これから左側に同様に貼っていきます。天井貼りはずっと上を向いての作業となりますので首、肩、腕が異常に疲れるのには参りました。
2011年05月05日
天井完成
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今の私にとって平日とか連休の概念はありません。どこも行かず、自転車にも乗らず、ただひたすら毎日コツコツ大工仕事を進めるのみです。さすがに半年もやっていると飽きてきましたし、金銭的にもきついです。しかも、最近電動工具の使いすぎで?右腕の握力が著しく低下してしまいました。気は若いつもりですが、体の方がぶっ壊れる心配が出てきました。
そしてついに本日、天井貼りがほぼ完成しました!
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二階のトイレ直下の天井裏には遮音シートを施工してみました。10ミリの杉板の天井材では遮音効果ゼロ。二階の音はマル聞こえなので、あまり期待していませんが一応入れておきました。
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仮の照明もつけたので夜でも作業が可能になりました。
2011年05月07日
天井完成その2

庇下の出入口部分の天井下地が完成しました!この部分は雨の影響を受けないものの屋外なので、まず12ミリの構造用合板を下地として乱張りし、その上に店内と同じ杉羽目板を塗装して貼る予定です。店舗の形が台形のため斜めカットが多くけっこうめんどうでしたが、あまった合板をパズルのように利用できたので、そういった点ではよかったのかもしれません。
2階の床直下には40ミリのスタイロフォームを施工して屋外の冷気が伝わらないようにしました。また、天井裏の空間は通常各部屋つながっていますが、この部分だけは隔壁を造り密閉してあります。冷気が居室の天井裏に入り込まないようにするためです。

2011年05月08日
サイディング貼り
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住宅建築というものは実に分業制がしっかりしており、でさまざまな職人さんの仕事が合わさってようやく一軒の家になります。一般的に大工さんが家を建てる、といわれていますが、ごく一部をこなしているにすぎません。足場、土台、屋根、外壁、クロス、塗装、サッシ、水道、電気、外構など実に多くの職種が関わっているのです。
自作リフォームはこれらも全部ひっくるめてシロートが挑戦するのですから、実にやりがいがあります。私はこれまでにコンクリート切断、はつり、打設、サッシ施工、電気配線などを経験しました。今回、外壁のサイディング貼りのほとんどはプロの業者に依頼しましたが、庇下部分は私が施工しました。写真右側の通気口のある部分は前回施工したところ。今回はその残りを施工です。
サイディング材はガルバリウム鋼板に塗装を施したものに裏に発泡ウレタンの断熱材が貼り付けてあるものです。これまで使用していた窯業系に比較して圧倒的な軽さにビックリします。しかも塗装の寿命もかなり期待できるとのことで採用しました。欠点は非常に高価であること。軒がない当店の場合、外壁の耐水、耐久性が非常に重要となるので、限られた予算では非常にきついですが目をつむりました。
プロがやった縦貼りに対し、私が施工する庇下は横貼りとしました。それは上が天然木、下がサイディングのハイブリットにするためです。まず、土台をカバーする水切りをつけます。固定は軽天ビスという専用品です。両端はキャラメルの箱のように折り曲げ立体的に加工します。次に15ミリ厚の杉材で胴縁を回します。これはサイディング裏の通気を確保するためでメーカーでもこの工法を指定しています。下、縦は専用役物を使用しましたが、上は土台水切りを流用しました。まあオッケーでしょう。
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当店復興支援の強力な助っ人が来てくれたおかげで無事完成しました!Kさん、ありがとうございます。
