2006年12月19日

後ハブ

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シマノのXTパーツの中で一番ダメなところ、それはハブだと思います。特に後ハブ。XCやエンデューロ系のライダーなら通常の使用でほぼ1シーズンでまずフリーボディのベアリングが死にます。そうした車輪は回転させるとゴロゴロとその振動がフレームに伝わるのですぐに発見可能ですので、気になる人は確認してみるといいですよ。
ベアリング部のシールも完全ではないため、ある程度使用したものは写真のようにグリスがまっ茶色になってしまい、ボールやレース部がダメになってしまうものがけっこうあります。

さらには、ちょっとハードに走っただけでシャフト両端のロックナットの緩みが頻発します。特にリヤサスの場合はハブは車輪の回転軸であるだけでなく、後三角の剛性を保つフレームの一部のような役割も担っているのでシャフト自体はもちろん、ハブボディ、フレームへの固定方法を含めたトータルでの剛性が非常に重要となります。部品メーカーからすればそんなの想定外、フレーム構造体の一部なんて聞いてないよ!って感じでしょうが、実際は補完するものなんだからもっとしっかり造って欲しいものです。

試しにリヤサスでなくてもスチールのリジットフレームのクイックシャフト軸をクロモリ貫通シャフトに換装して、両側をトラックナットで固定してみてください。かなりフィーリングが改善されるのを実感していただけるでしょう。コーナーがよりギュイーンと気持ちよく決まるでしょ。後輪の剛性が高まったような感じですよね。そんなことしたら、せっかくのクロモリのよさであるしなやかさをスポイルしてしまうのでは、と心配される方もいるかもしれません。それも実は、しなやかさがあってほしいのは縦方向だけであって、横方向(ねじれ)はできるだけ少ない方がいいのです。CHRONICDELIGHTのSTYLE KINGというジャンプフレームなんかクロモリリジットで12ミリスルーアクスルですよ!飛びやコーナーを気持ちよくするためにはこの剛性が重要と捉えているあたり、さすがです。

SAINTじゃ重すぎ、HONEじゃチープすぎ。第一ハブ軸にRメカつけたくない人もいますし。XTRグレードまたはそれ以上のハイクオリティで軽量かつ高剛性なハブを待ってます。


posted by 店主 at 00:00| PARTS | 更新情報をチェックする
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