2010年06月04日

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春需もひと段落し2010年モデル販売もそろそろラストスパートということで各社のセールスが頻繁に来るようになりました。最近は完成車、パーツに関わらず売れ筋と死筋がはっきりわかれているそうです。また、商品ではなくショップそのものも、売れている店と売れていない店の二極化が進んでいるそうです。してみると当店の場合は「売れていない店で、売れない商品だらけ」ということでマイナス×マイナスということになります。算数のように結果プラスに転じればいいんですけどね。

さて、セールスマンは売上を上げるために乗り込んできているのですから、「好条件」をちらつかせてきます。一方こちらとしては売れるか売れないか不透明なものを「価格が安い」だけで安易に仕入れるのは命取りになりかねません。命取りとはちょっとオーバーですが、昔から「利は元にあり」といって利益はすなわち的確な仕入にかかっている。売れる商品を仕入るべし。とはビジネスの常識です。

売れる商品とは「これは誰それさんにピッタリだ。おすすめしたら絶対買ってくれる」というような確固たる自信のようなものを抱かせるものです。小売業はそもそも商品を仕入れた価格より高い価格で売って利ざやを稼ぐセコイ職業です。セコイながらも一方では「これを使って走りが楽しくなってもらいたい」といった親心もあるものです。小規模店の場合はお客さんのほとんどが常連さんということもあり、親心のウエイトが勝ってしまって商売にならない、なんてことになりがちです。(某当店のことか?)

価格の安さという点ではネット店にかないませんが、このように個人のお客さんにピンポイントでいい商品を紹介することができる、というところがリアル店舗のメリットです。ですからリアル店舗を活用するためには頻繁に用もなく通いつめ?、自分をアピールすることです。具体的には「サスストロークのもうちょっと長いものが欲しいな〜」とか「レース用の軽い車輪が欲しいな〜」とか希望を店主に伝えておくのです。パーツそのものの希望ではなく「急な木の根だらけの下りが苦手なんだよな〜」とかライディングに関することでもかまいません。そういったご要望と顔を記憶してひとりひとりに合った解決策をご提案するのがプロショップの役割なのですから。

飛んで火に入る?セールスのうまい話とお客さんの顔を結びつけ、「いいものを安くご提案」したいと常々思っていますので、みなさん自己PRをお忘れなく。最近はあっさりした人が女性にもてるようですが、自転車屋では「やかましい」ぐらいでちょうどいいんですよ。我が強いのが多い世界ですからね。


写真は野にたたずむ朽ち果てた軽トラ(特に意味なし)


posted by 店主 at 17:00| 日記 | 更新情報をチェックする
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