2010年03月30日

壊し屋

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またもや山には雪!朝の気温は室内で5度。今年の春は一進一退です。

さて、きのうの続きですが、MTBをやらたに壊す人っていうのは、ほぼ決まっているんですよね。当店の場合は特定の数人です。で、その彼らだけがみんなと違う場所を走っているかというと、他の人とほぼ同じ場所を同じように走行しているだけなんです。もちろん、ストリートやトライアルなどに専念しているわけでもありません。じゃあ、ものすごいスピードだから。いえいえ、もっと速い人が同じようなパーツでまったく問題ありません。

では、壊し屋さんだけが何でそんなに壊れるのでしょう?答えは「走りがヘタクソなくせにスピードだけが速いから」です。さすがにヘタクソは失礼なので荒削り、あるいは不正確とでもいいましょうか。(あまり大差ないですね)

舗装路と違いオフロードでは木の根、岩、段差など路面はデコボコしているものですが、このような方はいつも同じようにペダルに体重をかけ続けているようです。大きな衝撃が入力される寸前にペダルにかかっている荷重を抜く、というアクションができていないということですね。そのため、路面からの衝撃がどこにも緩衝されることなくモロにバイクに伝わってパーツの破損につながるのです。パーツの中でも特にリムはライダーの走りを写します。リムがやたらと壊れる人、問題ありですよ!

ライダーではなくマシンの方から解決するには、壊れたパーツを強化することになりますが、車輪を強化したら次はサス、その次はハンドル、フレームと堂々めぐりになって、気がついたら里山バイクがフルスペックDHバイクになっていた、なんてことになりかねません。まあ、自転車屋的にはそれでもいいのですが、やはりスキルアップにより解決していただきたいと思います。その方がもっともっとMTBがおもしろいし、結果速く、安全で、壊れません。

ただ、そのような壊し屋さんは速くなる可能性を秘めた人ともいうことができます。何しろ自分の技量を上回るスピードで走行できるポテンシャルをすでに持っているのですから。ですから、スキルアップを積み重ね、俗にいう「開眼」すれば、その才能は一気に実を結ぶことでしょう。イモ虫ライダー君がどんな美しい蝶になるか見届けるのも、木の陰でそっと見守る星飛馬のお姉さんといった感でMTBショップのオヤジ冥利につきるものです。


posted by 店主 at 00:00| PARTS | 更新情報をチェックする
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