2008年09月01日

近況

雨、雨、そして大雨で8月後半は終わってしまいました。まったく前半の猛暑から変わりようが極端すぎ!もうちょっと普通に季節が移り変わって欲しいもんです。

さて、当店の近況です。
最近の傾向として何しろ修理の自転車が多いです。しかも、ほぼ100パーセント他店でお買い上げのもの。当店でお買い上げいただいたものなら基本的に修理は無料ですが、他店となると「しっかり」ご請求させていただいております。やはりケジメというか、区別することが結果的に当店ご購入お客様のためだと考えるからです。修理前には必ずその旨ご説明させていただきますが、「それでもいい」というお客様ばかりです。このあたりの消費者心理は理解できない部分でもあります。買ったばかりの故障に対してなんで購入先に文句つけないのだろう?正統な権利だと思いますが…。購入前は1円でも安くとネットを駆使?している同じ人が購入後のコストに対しては意外にも無頓着なんですから。買う(所有する)ことに目的があって、購入すなわちファイナルデストネーションってことでしょうか。

ちょっとおおげさですが、その商品を購入してから何年使い続ける覚悟?があるのか。購入金額を使用時間(期間)で除した時間あたりの金額で、どこで何を買うか決定の基準にしてみてはいかがでしょう。購入時に少々高くても永く使い続けることができればコストは安いですし、再購入にいちいち悩まなくてもすみます。

ここからはオジサンの説教的になっちゃいそうですが、モノには「タマシイ」があると思うのです。すかさず「古くせー」と突っ込みがありそうですが、まあ聞いて(読んで)くださいな。モノといってもトイレットペーパーに「タマシイ」があるわけないですよね。ケツ拭いて流れて終わりですから。では車はどうですか?長年乗ってきた愛車を買い替えるとき「長いあいだありがとう!元気でな」なんて擬人化したりしませんか。ディーラーのセールスが引き取って行くのをちょっぴり寂しく見送ったり。その車には「タマシイ」が宿っていたといえませんか。でも最近では車は足がわりとなり、そうしたのも消えつつあります。トイレットペーパーに近づいたということです。

商品がチマタにどどーっとあふれる→大量生産によりさらにコストダウンが可能になる。結果、一般的でどうでもいいものになり下がる。すべてのものはトイレットペーパー化へと進んでいます。トイレットペーパー化じゃナンなんでコモディティー化といい替えましょうか。その際たるものがパソコンです。今やパソコンにこだわる人なんかほとんどいません。価格もどんどん下がって、数年後にはタダになるかもしれません。自転車も確実にその路線を歩みつつあるのを憂うのと同時に、「タマシイ」のあるものであり続けて欲しい…。ですね!


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2008年09月02日

15QRインストール

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先日ご紹介したFOX F120RLC 15QRのサスですが、どうも売れそうもないので?自分で使うことにしました。まあ、最初からこうなる予定だったともいえますが…。

これまでのが08モデルのF120RLCですから、違いはほとんどないというか、違い=すなわち9ミリと15ミリの軸の違いということで、あれこれ替えて何がナンだかわからなくなってしまうより正確にジャッジできるはず…。

まず、サスのインストール前にまず新規車輪組み立てをしなくてはなりません。サス本体+前輪のコストですから、改造にあたってのハードルはずいぶん高いものとなってしまいますが、ここはしかたありません。何しろ新規格ですから。いざ仮組みしてフレ取り台にセットしようとしたら、15ミリのシャフトがないと固定できないではないですか!そうです、某S社からTL-HB80のような15ミリ軸用組立アダプターが出てくれないことには車輪組みがマトモにできないのです。ハブがなかなかデリバリーされない状況を考えると、専用ツールなんかずっと先の話になりそうで恐ろしいです。そもそも、そんなスペシャルツール必要だったか!なんて話はないでしょうね、某S社さん。心配になっちゃいます。ぜひハブと同時上市お願いしたいもんです。

幸い当店使用のフレ取り台はサスに付属の車軸を使うことで、無事作業できましたが。ということは今後車輪だけのご注文が入ったとしても、そのつど自分のサスシャフトをはずせば作業可能なわけですね。当面はこの方法で行きますか。
posted by 店主 at 16:26| PARTS | 更新情報をチェックする

2008年09月03日

TLD

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MTB用グローブの傑作といえば、トロイリーのXCグローブだと思いますね。その中でも現行のものは可もなく不可もなしといった程度ですが、もう入手困難になったこの初代のタイプがベスト中のベストです!私自身も数セット大事に使っていましたが、ロングタイプは写真のホワイトが最後の一組になってしまいました。そのためロードライドなど、どうでもいい?走りの時はもったいないので3セットあるショートタイプの方を積極的に使ってます。

手の平に余分なパッドが入っていないダイレクト感。また、甲の部分にもごちゃごちゃしたプロテクションパーツなどのないスッキリしたデザイン。そして何よりすごいのはその耐久性。簡単に指先に穴があいてしまう製品が多い中、ガンガン使って数年は平気で使えるほど。シティーライドからDHまでどんなシチュエーションにもさりげなくフィットするニクイやつ。

そんな内容をブログに載せようかな〜、と思っていたら、先ほどご来店の常連M君の愛用ぶりはもっとすごかった…。
「ホントこのグローブは最高ッス!」
彼の言葉の方が断然説得力ありますね。
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2008年09月04日

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このところの雨続きで山の沢はすごい水量でした。いつもは枯れて石だらけの沢もゴーゴーとした流れ。沢の冷気が気持ちいい!秋のトレイルシーズンに向け少しずつMTBライド復活です。
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2008年09月05日

ガケくずれ

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山のあちこちでガケくずれが発生していました。ごく小さな沢でもこの土砂の量!当然トレイルも激荒れ。そのうち補修作業実施しないと。
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2008年09月06日

DISC

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ここのところ毎日ディスクブレーキ作業をやっています。偶然にも毎日違うメーカー、違う機種なのでやりがいがありますね。特にキモとなるエアー抜きの作業はメーカーのマニュアル通りを基本にしつつも、いろいろ試行錯誤してみたりと幅広いノウハウを蓄積することができました。

写真は修理中のキャリパー。ピストンのふちが欠けてしまっています。(新品に交換しました)ピストンの外周部は大変重要な部分ですので押し戻す際は十分注意しましょう。素材は非常に軟らかくもろいです。
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2008年09月07日

川沿い

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持病の腰痛の爆発から一ヶ月以上を経て、どうやら違和感も消えました。というわけで自転車ボチボチ復活してます。まずはムリしないようにMTBでゆるーく川沿いサイクリングから。ロードだといやがおうでも秦野市の有名なY峠あたりでついついバトルモードになっちゃいますからね。まあ、バトルしなきゃいいって話もありますが、バトルする乗り物でしょ、ロードは。基本的にはあれはかなり鍛錬を積んだ人が乗るもんだと思います。(ちょっと偏見?)

その点MTBはいいですよ〜!山でガンガン走ってもいいし、緩いサイクリングも受け入れる幅広さがあります。私のような凡人の揺れ動くモチベーションや気分をやさしく受け止めてくれます。
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2008年09月08日

09モデル

あすから各社来期モデルの展示会があちこちで開催されます。で、当店の来年の取り扱い予定は…。ほとんど今年と同様です!当店のような小規模店の場合、間口を広げてもあまり意味ない、というかデメリットの方が多くなっちゃうケースが多いんですよね。みなさんご存知の通り完成車を取り扱うには、ほとんどの場合テリトリーや基本販売数量という高いハードルがあります。当然売れているメーカーはその縛りがきつく、小売店は売るのに必死!になってしまいがちです。よくあるでしょ、ある特定のブランドをやたらにすすめる店。もちろん当店だって売れなきゃ困りますが、押し売りしてもすすめたい圧倒的にいい自転車なんてなかなかありませんからね、実際のところ。それだけ各メーカーもよくできていて実力拮抗状態ということです。

で、当店の来期主力取り扱いブランドはというと、やはりGIANTです。「なーんだ、つまんねーなー」という声も聞こえますが、子供車、シティー、クロス、ツーリング、ロード、MTB、トライアルまで高レベルでまとめ、さらに価格も競争力ある文字通り実力ナンバーワンメーカーだと思います。さらにはワランティーや補修パーツ供給などアフターがキッチリしているので販売する側としても安心です。

他に現時点で決定している来期取り扱いブランドはコメンサルです。リジットの完成車スーパーノーマルはよくできているので定番的に在庫しております。その他メーカーについては未定。いくつかのブランドは今年度で取り扱いを終了し、さらに間口を狭めようかと考えています。
posted by 店主 at 18:56| PARTS | 更新情報をチェックする

2008年09月09日

秋到来

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ここ数日のうだるような残暑と違い、きょうの空気はまさに秋といった乾いたさわやかさがありました。何より登りでの直射日光が暑くない!季節って唐突に移り変わるんだな〜、と改めて感じました。

一枚目の写真は山の上から眺めた秦野盆地。どこかに当店もあるはず…。が、判別できるわけもありません。このちっぽけな街でさまざまな人の日常が絶え間なく続いているんだな〜。鳥もこんなふうに思いながら上空から街を眺めているのかな。
posted by 店主 at 18:43| RIDE | 更新情報をチェックする

2008年09月10日

展示会

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スカッとした秋晴れでしたが、後ろ髪引かれる想いで東京にでかけしました。せっかく行ったのに肝心の展示がショボくてちょっとがっかり。まあ、日ごろなかなか会う機会もない他ショップの店長さんとの「密談?」が一番の収穫だったりして…。当店と同様のMTBがメインのショップは昨今のロード流行りに大打撃、ショボンとしているかと思いきや、しっかり流行を取り入れ売り上げにつなげているとのこと。その力強い言葉にインスパイアされました。

石のように動かない経営もあれば、流れに漂う小舟のような経営もあり。この先行き不透明でねじれた?時代、どんな切り口であろうと、またショップの大小関わらず、最終目標はゴーイングコンサーン。利益どうのこうのの以前に、存続できるか否かが問われるほど厳しい局面を迎えているということです。

左の写真はスポークネジ切り機。ホイール組み専門店?として、たいていの長さのスポークは在庫していますが、それでも特殊な寸法が欲しいときってあるんですよね。実際にやらせてもらいましたが、ネジを転造する部分の精度がすばらしく、もう完璧のねじ部でした!問題はその金額。それだけの金額あればかなりの量のスポークをオーダーできますからね。もう半年ほど悩んでいますが、まだ迷っています。どうしようかな〜。
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2008年09月11日

PD

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某メーカーのちょと前の最高級ペダルですが、すごい状態!オーナーさんもかなりほったらかし状態だったそうですが…。
posted by 店主 at 17:04| PARTS | 更新情報をチェックする

2008年09月13日

スバル360

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山の中の朽ち果てた車と彼岸花。金属製品なのに長い年月を経て自然に還る寸前といったたたずまいが、もうイヤというほど夏の終わりにマッチしていました…。

さて、この名車スバル360が出たのが1960年前半?ですから、この車もだいたい45年ほど前のものでしょうか。日本のモータリゼーションの幕開けを担ったのもごくわずか、その後ホンダN360が出てあっという間に主役交代に。さらに、その後トヨタカローラと日産サニ−が主役になり、以降各社各モデルの排気量はどんどん大きくなって現在に至ります。最高に大きくなったのが1980年代の日産シーマの頃でしょうか。

それがここへきて各社いきなり「エコ」ですからねー。本来交通機関はいつの時代でもエコでクリーンでなくてはないはず。長い50年ほどの歴史の中のわずかここ数年で、いきなり手の平返したようなスタンスがちょっと…。ここらへんの矛盾があまり誰も触れたくない自動車業界の恥部といえる部分ですね。どんなにエライ某トヨタが「環境に配慮してます」といったって、販売している製品そのものは現状では100パーセントクリーンではありませんから。

一方、自転車部品製造の某S社はどうでしょう。製品を使用するにあたっては100パーセントクリーンです。それどころかエンジンである人間は健康になっちゃうんですから、その企業価値は自動車メーカーよりずっと高いところにあると思いませんか。世間一般には自動車がエライみたいな風潮ですが、自転車の方がもっとエライのです。某S社も押しが弱いというか当店のように?控えめなのがいいところですが、ここは一発「おんどりゃー、一番エコなのは自転車だぁー!自転車なめんなよー!」産業界相手にホエてもらいたいもんです。
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2008年09月17日

もうすぐ

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トレイルシーズンはもうちょっと先。まだまだ緑の山ですが、そこここに秋の気配が…。
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2008年09月18日

焼き

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左が山で使ったローター。右が街乗りだけのもの。左のローターのアームの部分が変色しているのがわかりますか。パッド接触面も右より黒っぽいです。メタルパッドはパッドに含まれる金属とローターの金属が高温の摩擦熱によって双方の表面に食い込むことで、さらに強力な摩擦力を発揮します。音鳴りもしやすいですが、初期の立ち上がりも好感触。非常にいい状態のローターといえます。

でもなぜか街乗りばかりしていると徐々にその感触も元に戻ってしまうことがあります。愛車が「もうそろそろ山に行きなさい!」と教えてくれているのかな?
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2008年09月19日

ヒル調査

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今年も里山事業のひとつであるヒル調査が行われました。奇しくも昨晩より降り続いた雨があがったばかりで湿度が高く、昨年に引き続き絶好のヒル日和!となりました。調査は昨年と同様の手順で行い、捕捉数ではほぼ昨年と同様、若干減少といった程度の結果となりましたが、実感としては昨年の2/3程度に減少しているのではないかと思われます。昨年との違いは「大物」がかなり減少して、代わりに糸ミミズのような孵化直後の生息数が多いということ。これは夏前に産卵した個体が孵化するのに要するのが約二ヵ月、ということでちょうど今ごろにあたるそうだからです。

結論としては鹿、猪など動物によって外部から運び込まれた個体は減少しているが、その地で定住したものが次世代、次々世代というようにねずみ算式に増えているようです。下草刈りなど整備によって減少はなかなか難しいものの、効果は確実にあるようです。実際、何も対策していない他の調査場所ではかなりの増加傾向にありました。

写真は「ヒル博士」こと谷医学博士。HPは以下です。(気持ち悪いので覚悟してください)

http://www.tele.co.jp/ui/leech/index.htm
posted by 店主 at 16:41| HWC | 更新情報をチェックする

2008年09月20日

台風後

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台風が過ぎ去って、すっかり地上の空気が入れ替わりました。山の上から見る海岸線はまさに地図通り!(当たり前か)
一枚目の写真は太平洋上の大島。意外と大きい。
二枚目は伊豆真鶴半島方面。手前は秦野市街地。
三枚目は江ノ島、三浦半島、その向こうに房総半島。房総まで見えるのはそうありません。

posted by 店主 at 00:00| RIDE | 更新情報をチェックする

2008年09月21日

MTB体験

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10月4日に表丹沢野外活動センターで行われる里山体験ツアーの準備を行いました。これは春の「里山の日」同様、パラグライダー、ラジコングライダー、MTBを訪れた小学生に体験してもらい里山にふれあってもらおうというものです。

メンバーはあいにくの雨の中、山から間伐材を運び出し、チェーンソーで切り揃え、はしご状にならべて固定し専用コースを製作しました。途中から雨脚が強くなりましたが何とか完成!あとは設置するのみです。
みなさん、お疲れさまでした!
posted by 店主 at 00:00| HWC | 更新情報をチェックする

2008年09月23日

犠牲者

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有害鳥獣防護ネットにからまり絶命した鹿。さぞかし苦しかったのでしょう目には涙のあと。人間のご都合で環境を変えられ、生きるために食料を求めて移動しているだけなのに…。何ともやるせない場面に黙祷。
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2008年09月24日

復活中

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毎日忙しいのですが、乗れるときに乗っておかないと。もう中年なんでいろいろな事情でいつ何時乗れなくなるかもしれませんからね。

ところで、丹沢でも奥山は熊注意の看板があります。鹿はもう日常的に見ますが熊はカンベン願いたいですねー。みなさん、MTBに鈴つけてますか?
posted by 店主 at 16:12| RIDE | 更新情報をチェックする

2008年09月25日

サス

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MARZOCCHIのサスは好きな人と嫌な人の好みが強く反映される特徴あるセッティングですね。その特徴は分解するとさらに納得します。オイル通路のでかさ。シンプルな造り。やたらに多いオイル量。ずっしりとした重量。ちょこまかした小細工ではなく、ヘビーデューティーに徹したポリシーがひしひし伝わってきます。そのポリシーはジャンプ専用モデルをリリースし続けていることからもうかがえます。ハードコアジャンパーがまったくのノーメンテ、しかもオイルダラダラ漏れで使用しても、そんなのは想定内。全然オッケー!の余裕があります。

そして、もうひとつの特徴はストロークすることをよし!とする姿勢。最近のサスはXCだけでなくAMやDHまでもムダな動きの排除がトレンドとなっています。一般的にはストロークのスピードに着目、ロースピード側を制御するといった方向性となっているようです。では、どれぐらいがロースピードか、また中スピードはどうなの?実際問題としてサスのストロークの中でどれがムダでどれが有効か、はっきり白黒つけられるものではなく、渾然一体となってストロークしていると考えるのが自然だと思います。ですからM社の場合はまったく規制をかけないフリー状態から各個人の判断で好きなようにセッティングしてください、といったスタンスをとっているのだと思います。どの部分がムダと考えるかは人による、という哲学。う〜ん、いかにもラテンですね〜。奥深い調整幅を備えているというのは、そういうことでしょう。ですから、自分の走り、好み、目的をしっかり持っている人が完璧に調整することができれば、ものすごいナチュラル感覚でライドできることと思います。速い遅いではなく「楽しい」といった違うベクトルでの存在価値を気づかされるかもしれません。しかしながら、現実的にはそこまでしっかりわかるライダー、ショップがどれだけあるのか。サス、車輪、バイクそのもの…。最初から完成された姿をその通り使う、使わなくてはいけない、そういう時代にあってはM社の良心もなかなか伝わらないでしょう。
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2008年09月26日

36H

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手前の黒スポークの車輪が36H、奥が同じリムの32H。現在の主流はもちろん32H。36Hはもう絶滅危惧種といった感ですが、36Hをこよなく愛する偏狂者?、いや、もっと過激な「36Hじゃなきゃ車輪じゃねー」といってはばからない「36H原理主義者」の方もいらっしゃるんですよねー、しっかりと。

36Hのメリットはスポークテンションをさほど高めなくてもしっかり感のある車輪が可能なこと。特にリム自体の剛性がそれほどでもない場合に有効で、乗り心地がよく、耐久力のある車輪になりますので、ロングツーリング用などに最適です。万一のトラブルの際も一本ぐらいスポークなくても十分走行可能ですし。ひさびさに組み立てて36Hもいいもんだな〜と思いました。(でも特にご指定なければ通常は32Hで組ませていただきます)
posted by 店主 at 19:59| PARTS | 更新情報をチェックする

2008年09月27日

旧車

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MTBでたまたま通りかかった車庫に旧車が!またしてもすぐさまUターン。いなか街はこうした旧車がごく自然とあるんですよね〜、道祖神みたいな感じで。ボディに積もった青カビ混じりのホコリ、そして這い回ったナメクジの痕。ボルドーの無名醸造所で眠るビンテージワインといった雰囲気を醸し出していました。
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2008年09月29日

近況

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このところの週末の忙しさは春需を超えています!時間帯によってはお客さんの順番待ちができるほど。近所の人気ラーメン屋ほどではありませんが。単細胞の私は同時にふたつのことをできないので、お待たせしてしまったお客さんには十分な応対できず、申し訳ございませんでした。

そんなに売れているの?いえいえそんなに売れていません。とにかく修理の依頼がすごい。特にママチャリや量販店で売っているどうしようもないMTBルック車。あるいは他店で購入されたクロスバイクなど。今までだったら当店のような敷居の高い?ショップにはこうした自転車はあまり持ち込まれなかったのですが…。特に「修理大歓迎」の看板を掲げているわけでもありませんし。

これまで自転車は日常の便利な足として使い捨て感覚でした。しかし昨今の世界的資源(原油)高と金融不安、先行きの不透明感はそのあたり前だった生活、消費行動をいやがおうにも変えてしまった、ということでしょう。もはや気軽な足ではなく「重要な交通手段」ですから整備、修理して永く使うようになったのです。いい傾向ではあります。
posted by 店主 at 20:59| 日記 | 更新情報をチェックする
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